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今更聞けない!出雲そばっていったい何だい?

 
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あんでぃ@しまね
30代後半に突入したもはやおじさん。 数年前に神話の国にドロップインしたところ、島根県の奥深さにどっぷりとハマる。 慣れない旅館業で四苦八苦しながらも、仕事の合間に田舎生活を満喫しつつ、島根情報を発信中。

島根県民のソウルフード?県民食?

出雲そばと聞いて、どんなイメージを持つだろうか?

「黒めのそばで、、、」

「赤い三段の器に盛られてて、、、」

でも、県外の人に、ちゃんと説明する時に困ってしまうかもしれない。

そんな、今更聞けないあなたへ、出雲そばとはなんぞや?

という質問にお答えします。

出雲そばは日本三大そばの一つ

日本三大そばはご存知でしょうか?

  • 長野県の戸隠そば
  • 島根県の出雲そば
  • 岩手県のわんこそば

のことです。

島根県の文化が”日本三大〇〇”に選ばれるなんて、誇らしいことですね!

特徴は蕎麦の挽き方

出雲そばの特徴は蕎麦の挽き方です。

蕎麦の実は、

  • 外皮
  • 種皮(甘皮)
  • 胚乳
  • 胚種

に分けられます。

白いそばは更科そばと呼ばれ、胚乳の中心部のみを使用したそばのこと。

一方、出雲そばは甘皮の部分も一緒に挽くため、色が黒っぽくなります。

食感の違いとしては、

更科そばはのどごしを楽しむそばなのに対して、

出雲そばは噛んで食べる・食べ応えを味わうそばです。

出雲そばの歴史

出雲の地域の中でも、特に奥出雲の地方では、寒さに強く、収穫までのサイクルが短く、やせた土地でも栽培ができる蕎麦栽培が非常に栄えました。

そんな状況の中、松江藩初代藩主となる松平直政は信濃から国替えとなります。

信濃から優秀なそば職人を一緒に連れてきて、そば文化はさらに定着していきました。

また、「不昧公(ふまいこう)」として親しまれている7代目藩主・松平治郷は、お忍びで屋台のそばを食べに行くほどのそば好きだったようです。

茶の道にも通じていた、不昧公は茶懐石にそばを取り入れてそのおいしさを伝えるようになりました。

そして、次第に身分を問わずそばが食べられるようになったということです。

出雲そばが信州のそばの系譜を含んでいるというのは、ちょっと驚きですね!

出雲そばが広まった理由は出雲大社のおかげ?

そんな出雲そばが全国に広まっていくのは、出雲大社と大きな関わりがあります。

出雲大社などの参拝の際の庶民の楽しみと言えば、門前のそば屋で食べる出雲そば。

また神在月に行われる神在祭の際、神社の周りに屋台のそば屋が立ち並びました。

身体の温まる釜揚げで新蕎麦を食べるのが習わしとなっていました。

釜揚げそばは、神在祭でお集まりになられた神々を見送る儀式でもある神去出祭にちなみ、「神去出そば」また「お忌みそば」と呼称されることもあるようです。

つまり、出雲そばは出雲大社と密接にかかわって、庶民のそばから全国のそば、今や日本3大そばの一つへと成長を遂げていったのです。

割子そばと釜揚げそばどっちを選ぶ?

出雲そばと言えば、割子そばと釜揚げそばの2種類がありますね。

割子そばとは

丸い器に盛ってあり、そばつゆを注いで食べるのが特徴です。

江戸時代には、そばフリークの人が野外でもそばを食べたい!っと切実に願い、弁当箱や重箱にそばを入れて持ち運んだのが始まりと言われています。

運びやすいよう、つゆを入れずに、食べるときにつゆを入れるようにしました。

その頃の器は四角形で、端を洗うのが大変であることから、明治時代には丸い形になったと言われています。(所説あり)

釜揚げそばとは

釜揚げそばとはゆでたてのそばを水洗いせずに、鍋から直接器に入れる、豪快な作り方。

ビタミンやミネラルなどの栄養価が溶け出したそば湯を使っていて、そばの風味をしっかり味わうことのできるそばです。

日本三大そば、出雲そばは見た目も味も栄養もばっちりの島根県自慢の食文化なのだ

最後はこんな言葉でまとめてみました。

他のそばとの違いや歴史を知ったうえで、噛んで楽しむ出雲そばを味わってみましょう!

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30代後半に突入したもはやおじさん。 数年前に神話の国にドロップインしたところ、島根県の奥深さにどっぷりとハマる。 慣れない旅館業で四苦八苦しながらも、仕事の合間に田舎生活を満喫しつつ、島根情報を発信中。

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