観光業界の経験7年間の移住者が、奥深い島根の魅力を発信します!

島根のホタルやばいと思う。ホタルのオススメ鑑賞タイミングとスポットを紹介

 
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あんでぃ@しまね
30代後半に突入したもはやおじさん。 数年前に神話の国にドロップインしたところ、島根県の奥深さにどっぷりとハマる。 慣れない旅館業で四苦八苦しながらも、仕事の合間に田舎生活を満喫しつつ、島根情報を発信中。

島根に移住して早7年目を迎えました、あんでぃです。
それまでの約30年間、関東のコンクリートジャングルで生活してました。
それはそれでエキサイティングな日々だったのですが、今や島根の土のある生活に癒しを求める年頃に。

自然の生活に、心揺さぶられる体験は幾度となくやってくるのですが、その中でもダントツなのが、ホタルです!
特に松江市から雲南市に引っ越して以来、家の近所でホタルが飛び交う環境となりました。
これって、子供の頃から毎日見てたら、そこまで感動しないでしょう。
でも、30年間ほとんど目にしたことないホタルたちが、嬉々として飛び交う光景を見たら、
「はぁ〜」
って乙女のような吐息を出してしまうのは仕方ないことなんです。

今日は島根のホタルではぁ〜と吐息を吐いてしまう人を増やすべく、島根のホタル情報をまとめてみます。

僕らが見ているホタルって一体

これは昨年、我が家の前を流れる川に現れたホタルたち。
小さな身体で薄暗い川辺を明るく照らしてくれる健気な姿を眺めていると、自分も自然の中に生かされているんだ、ってことを実感させてくれます。

種類

wikipediaによれば、世界にホタルは2000種以上、日本に生息するホタルは40種類ほどいるそうです。
その中でも代表的なホタルは3種類。

  • ゲンジボタル
  • ヘイケボタル
  • ヒメボタル

島根でよく見られるのはゲンジボタルです。
ゲンジボタルは日本にしか生息しない固有種で、ホタルの中で一番強い光を放ちます。

ゲンジボタルは輸入され、絶滅しかけた!?

これは雲南市大東町のホタルのお話です。
今から約250年前、松江藩7代藩主、不昧公として知られる松平治郷が京都の宇治からお茶の製法を大東に伝授させました。
その時にホタル(ゲンジホタル)を持ち帰り、赤川沿いに放し、のちに繁殖したと伝えられています。
ホタルは京都から輸入されたのです。

その後、昭和30年代には河川の工事などでコンクリートで固められたためホタルが激減しました。
状況を憂慮する人達が集まり、昭和58年4月「赤川ほたる保存会」が結成。
また昭和58年5月には「赤川ほたる保護条例」が制定され、ホタル捕獲が禁止され、今に至ります。

どこでホタルが見れる?

ホタルがよく見られる場所の共通的な特徴としては、人工灯が少なく、綺麗な水が流れる川辺であるということ。
ホタルの生育環境をみれば理由がつきます。

ホタルが光るまでの必要条件

交尾を済ませたメスは産卵場所を探して、飛び回ります。
4−5日の間に、川岸の水際の近くで、日中ほとんど日の当たらない所に生えているコケ付近に産卵をします。

そして、幼虫になったホタルは川の小さな石の下で生活し、夜になると餌を求めて歩き回ります。
光を嫌い、夜行性ですが、薄暗い日中であれば動き回ることもあるようです。

幼虫が大きくなってくると、雨によって湿った土の中に潜ります。
周りの土を押し避け、土まゆをつくりその中で乾燥を防ぎ、蛹化(ようか)します。

蛹化してからは、全身クリーム色だった蛹が徐々に黄色くなっていき、10日ほどで羽化が始まります。
羽化してからしばらくはつち繭の中で休みつつ、羽が黒く硬くなっていきます。
そして3~4日後の夜に地上に這い出してきます。
成虫の這い出てくる数が多くなるのは、雨上がりの土が柔らかい時
屋外の人工河川で土壌条件も悪い場所だと、上陸した場所は極端に乾燥し、前蛹時期や蛹の時期に死んでしまったり、また羽化しても、乾燥しきった土は硬く閉まり、地上に出てくることが出来なくなります。

まさに、人の手が入っていない、豊富な水辺がホタルにとっての必要条件言えます。

ちなみに、自然界でのゲンジボタルの生存率は、1%以下と言われています。
生育条件が整わないと一生光を発することがない、なんと儚い命でしょう。

では、島根県でホタルがよく見られる場所はどこでしょうか??

大東町赤川ホタル公園・七夕公園

雲南市大東町に流れる赤川流域はホタルが群生する地域です。
ご紹介した赤川ホタル保存会の活動により、「赤川ホタル公園」と「七夕公園」が整備されています。

例年、6月中旬に赤川ほたる鑑賞バスを運行しています。

大谷小学校周辺

玉造温泉を流れる玉湯川を上流に車で10分ほど走ると、大谷小学校につきます。
その周辺川沿いにホタル保存地区があります。

ホタルの時期になると、玉造温泉街からホタルとんじょバスが運行します。
(例年6月の2周目あたりから2週間程度)

5/28 追記:今年は6月8日からホタルが飛ぶと予想されています。

いつホタル鑑賞するのがいい?

ホタル鑑賞の難しいところは、絶対見られるという保証がないところ。
オーロラほどではないですが、タイミングを逃すと全くみれないなんてことも。
あんでぃは仕事柄、帰りが遅いので、ピークタイムを見逃すことが多いんです。

時期は6月前半がベスト!

島根県全体ですと、早いと5月末あたりから、遅くとも6月2周目には鑑賞できます。
ピークは6月2周目で、6月後半には徐々に少なくなっていきます。
昨年、我が家の周りでは7月2週目になっても時期外れで飛んでいるホタルを見ることができました。

雨上がりが狙い目

湿度が高く暖かい日の午後8時過ぎから9時半頃が最適です。
つまり、昼間だけ雨が降って、じめじめした日はホタルも喜んで飛び回ります。

ホタル鑑賞の注意点

ここまで説明してきた通り、ホタルは非常に繊細です。
そんなホタル保護のため、最低限のマナーは守って鑑賞を楽しみましょう。

光や音、駐車場に注意

ホタルは光に弱く、音にも敏感です。
ライトは最低限に抑え、話し声も抑えるよう心がけましょう。

また、駐車場がないからと路上駐車はせず、近隣住民の方に配慮して鑑賞しましょう。

自然をそのままに

特にゲンジホタルは綺麗な水でないと生息できません。
自然環境はなるべくそのままにすることはもちろん、ゴミやタバコを落とすなんてのはもってのほかです。

また、ほたるとんじょバスに乗られる方は、保存会の方へホタル保存基金として200円のご協力をお願いします。

マナーを守って島根のホタルに癒されましょう!

今年もたくさんのホタルが今か今かと土の中で待ちわびていることでしょう。
ホタルのことを理解し、マナーを守って、ホタルの光に癒されましょうね。

写真提供は松江の若手カメラマン

写真提供は新進気鋭の写真家、Kastuaki Agoさん。
昨年、我が家でホタルを見ながらBBQをした際、肉には目もくれず、川の中にじゃぶじゃぶ入って撮影をしてくれました。

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30代後半に突入したもはやおじさん。 数年前に神話の国にドロップインしたところ、島根県の奥深さにどっぷりとハマる。 慣れない旅館業で四苦八苦しながらも、仕事の合間に田舎生活を満喫しつつ、島根情報を発信中。

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