【今更聞けない】えびすだいこく両参りとは?さらなる良縁を願ってみよう!
出雲大社以外に参拝するとしたらどこがおすすめですか?
と観光客の方に聞かれ、すかさずおすすめしているのが、「美保神社」です。
なぜならば、出雲大社のだいこく様と、美保神社のえびす様の両参りをすることで、より良い縁に恵まれると言われているからです。
だいこく様とえびす様の関係とは?
七福神の中でも人気のあるだいこく様とえびす様。
それぞれのモチーフとなっているのは、
- だいこく様=出雲大社の主祭人・大国主命(オオクニヌシノミコト)
- えびす様=美保神社の主祭人・事代主命(コトシロヌシノミコト)
そして、オオクニヌシノミコトはコトシロヌシノミコトの父神なのです。
なぜこの両神を参ると、よりよいご縁に恵まれるのかというと、それは親子で成し遂げた出雲神話「国譲り」が関係しています。
国譲り神話とは?
国譲り神話とは、ざっくりまとめると、
「当時大きな勢力を誇っていた出雲国を、高天原(天の国)を治めるアマテラスオオミカミに譲る」
というお話です。
アマテラスオオミカミから国を譲れ、と迫ってくる使者を送られたオオクニヌシノミコトはコトシロヌシノミコトに相談します。
コトシロヌシノミコトは畏れ多いことだと、国を譲ろうとします。
その意見に反対したのが、兄弟神でもあるタケミナカタノミコト。
稲佐の浜にて力比べをすることになり、結果としてタケミナカタノミコトは敗れ、国を譲ることになります。
※この時の力比べが相撲の起源という説があります。
⏩相撲の起源は出雲にあった!?松江藩は相撲大国だった!
結果的に争いに負けたため、国を譲ることになりますが、その後オオクニヌシノミコトを祀る巨大神殿(出雲大社)を出雲の地に建造してもらうこととなります。
出雲大社と美保神社の位置関係
では、実際に両参りをするにはどのくらい時間がかかるのでしょうか?
出雲大社と美保神社は、出雲の国の西と東の守り神として慕われています。
島根半島の両端に位置しているため、アクセス面では車があったほうが便利です。
出雲大社と美保神社のアクセス
車及び、公共交通機関でのアクセス方法は以下の通りです。
車ですと、約1時間半の距離です。
JRの特急を利用した場合は、約2時間程度の所要時間です。
2時間15分程度のこちらのルートは縁結びパーフェクトチケットを購入すると、非常に割安になります。
えびす様、だいこく様を参って、よりよいご縁を!
以上、出雲大社、美保神社の両参りの解説でした。
出雲大社にて賜ったご縁をより強くするために、ぜひ美保関へも足をお運びください!
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