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石見神楽が日本遺産認定!そもそも日本遺産って?島根県の受賞歴が華々しい!

 
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あんでぃ@しまね
30代後半に突入したもはやおじさん。 数年前に神話の国にドロップインしたところ、島根県の奥深さにどっぷりとハマる。 慣れない旅館業で四苦八苦しながらも、仕事の合間に田舎生活を満喫しつつ、島根情報を発信中。

「石見神楽が日本遺産に認定!」
衝撃のニュースが島根県中に流れた。。。

と、思ったのも自分だけでした。
会社で同僚に話しても、
「ふーん」
程度だったもので、少し寂しい思いをした、石見神楽歴4年目になるあんでぃです。
(大蛇もスサノオもやるよ!)

でも確かにそうかな、と。
世界遺産や国宝って聞くと、馴染み深いですよね。
でも、いざ日本遺産って言われても、何が日本遺産なのか、よく分からなかったり。。。
って思い、リサーチしてみました。

日本遺産とは?

そもそも日本遺産って何なのでしょう?

点ではなく、面(ストーリー)としての活用・発信される遺産

日本遺産を認定する文化庁は日本遺産の趣旨と目的を以下のように発表しています。

我が国の文化財や伝統文化を通じた地域の活性化を図るためには、その歴史的経緯や、地域の 風土に根ざした世代を超えて受け継がれている伝承、風習などを踏まえたストーリーの下に有形・無 形の文化財をパッケージ化し、これらの活用を図る中で、情報発信や人材育成・伝承、環境整備など の取組を効果的に進めていくことが必要です。

文化庁では、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産 (Japan Heritage)」として認定し、ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の様々な文化 財群を総合的に活用する取組を支援します。

ちょっとわかりづらいですね。
こちらの図の方がわかりやすいと思います。

従来の文化財というのは、国宝や文化財などの”点”を指定し、保存していました。
一方、日本遺産は”点”と”点”をつなぎ合わせた”面”で生まれるストーリーをパッケージ化することで、PRの促進を図るという取り組みです。

では認定はどのように行われるのでしょう?

各自治体が申請、日本遺産審査委員会が審査する

申請は各自治体が教育委員会を通して行います。
そして、文化庁が設置する外部有識者で構成される「日本遺産審査委員会」 の審査結果を踏まえて、文化庁が決定します。
なお、2015年より認定を開始し、過去5回で83件が認定されています。

複数地域にまたがる場合がある

日本遺産の特徴として、”面”の認定であることから、従来の文化財と違い、いくつかの自治体にまたがるケースがあります。

単一の自治体で完結する場合は地域型、複数の自治体にまたがる場合をシリアル型と呼びます。
確かに遺産であれば、今の自治体の区切りなんで無意味ですよね。
シリアル型のように多くの自治体が協力し合って、文化的な遺産の価値を再発掘していこうという光景。
想像するだけで大変そうだけど、ワクワクしそう。
いろんな地域をめぐることになることを考えれば、観光産業の面からも非常に大きな可能性を秘めた取り組みと言えるのではないでしょうか。

島根県の自治体受賞歴

では、過去の島根県ではどんなストーリーが選ばれているのでしょうか?
受賞年と自治体、タイトルは以下の通り。

認定年タイトル自治体
2015年津和野今昔 〜百景図を歩く〜島根県津和野町
2016年出雲國たたら風土記 〜鉄づくり千年が生んだ物語〜島根県雲南市、安来市、奥出雲町
2017年荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 〜北前船寄港地・船主集落〜島根県浜田市、他14県37自治体
2017年日が沈む聖地出雲 ~神が創り出した地の夕日を巡る~島根県出雲市
2019年神々や鬼たちが躍動する神話の世界〜石見地域で伝承される神楽〜島根県浜田市、益田市、大田市、江津市、川本町、美郷町、邑南町、津和野町、吉賀町

2019年の石見神楽を含めると、なんと過去5回受賞しています。

でも、あまり知られていない(泣)
住んでるあんでぃも知らなかった。。。

鳥取県では麒麟獅子舞が認定

 

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お隣、鳥取県では県東部にて伝わる霊獣の麒麟をモチーフにした細長い獅子頭をかぶる麒麟獅子舞が今年新たに認定。
日本遺産認定は2017年からの3年越しの悲願達成とのこと。
麒麟獅子舞は江戸時代の藩主、池田光仲の考案で広がったもの。
近年再評価されており、重要無形文化財指定を目指す動きも出ているようです。

これで過去の日本遺産の認定数は、島根県では5件、鳥取県では3件と、山陰両県合計で8件になりました。

日本遺産認定で大きな可能性を秘める島根観光産業はいかに?

日本遺産認定により、石見神楽にまつわるストーリーがより世の中に知られるようになることは間違いないでしょう。
一方で、島根県の観光産業の従事して感じているのは、まだまだ島根県の観光資源は豊富にあるが、知られていないということ。

湯治文化や茶文化、食文化、伝統芸能、、、
数えだしたらキリがないくらい、島根県には魅力が溢れています。
このトリセツシマネが少しでも島根の魅力を発信していけるよう、引き続き発信していきます!

参考文献

文化庁:日本遺産パンフレット
http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/nihon_isan/pdf/nihon_isan_pamphlet.pdf

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30代後半に突入したもはやおじさん。 数年前に神話の国にドロップインしたところ、島根県の奥深さにどっぷりとハマる。 慣れない旅館業で四苦八苦しながらも、仕事の合間に田舎生活を満喫しつつ、島根情報を発信中。

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