田舎暮らしはスマホがなくても大丈夫!
こんにちは、あんでぃです。
突然ですが、
スマホ、めっちゃ依存してるなーって思ったりしていませんか?
我が家では、移住して2年目以降夫婦揃ってガラケーに移行しました。
移行してから4年ほど経っていますが、大きな問題もなく、ガラケー生活を送り続けています。
そこで得た結論が
「田舎暮らしをする上で、スマホは必須条件ではない」
ということ。
スマホを手放すに至った理由と、手放してからどうだったか、詳しくお話ししていきましょう。
普段当たり前だと思っていることが、
「本当に必要なの?」
と少しでも疑問を持つきっかけになればと思います。
目次
スマホをやめようと思った理由
そもそも田舎暮らしをするまでは、スマホをやめるという選択肢は全く考えていませんでした。
スマホは生活になくてはならない重要なインフラとなっていたから。
一般的に見ても、スマホ普及率は79.4%と10人に8人がスマホを持つ時代。
(博報堂DYメディアパートナーズの調査結果、2018年・東京のみ)
2010年に1割だったので、爆発的な普及率と言えますね。
ただ、田舎暮らしを続ける中で、スマホって本当に必要なの?って考えるきっかけがでてきたんです。
月々の料金が高い
我が家ではAUにて嫁と2代のスマホ(iPhone)を契約していました。
支払っていた料金は二人合わせて約1万5千円。
昔は通話料で料金が跳ね上がるということもありましたが、この料金のほとんどはインターネット通信によるものです。
収入の減る田舎生活では固定費用を下げることはマストと言えます。
次第に通信費をコストカットしたいと思うようになっていったのです。
スマホに支配されている感覚
皆さんはスマホを何に使っているでしょうか?
ゲーム、買い物、音楽、SNS、写真。。。
徐々に今まで使っていた複数の端末がスマホに置き換わっています。
2017年のマーケティングリサーチ会社のインテージの調査によると、
1日でスマホを見たり使う回数は48回
という衝撃の結果が。。。
起きている時間を16時間とすると、毎時間3回はスマホを見ている計算になります。
東京の電車
都会生活をしている時は全然気づかなったのですが、田舎に住んで、たまに都会にいくと異様に感じることがあります。
東京で電車に乗った時、周りの乗客でスマホをいじっている人はどのくらいだろう?
と気になり、カウントしてみました。
なんと、起きている人の約8割がスマホを眺めているんです。
移動している間が情報収集やゲームなどの余暇の時間に充てられているんだなーと感じるんですよね。
SNS依存
SNSで自分の投稿に対する反応が気になって、何度もチェックしてしまうことありませんか?
これって承認欲求(人に見てもらいたい、認めてもらいたいという欲求)が強い人ほどその傾向が強いと思います。
私の場合、どうやら承認欲求が強いようで、1日に何度もアプリを開いてしまっていました。
アプリを開いてチェックする。
たった2−30秒の事かもしれません。
でも、毎回スマホに注意を取られることは今やるべき事への集中に大きな影響があったはずです。
ゲームの誘惑
スマホではゲームが簡単に手に入りますし、いつでもどこでもできるようになります。
その手軽さ上に、ついついゲームにはまってしまいます。
ファミ通ゲーム白書2018年によると、2017年における、
・世界ゲームコンテンツ市場について、前年比で約2割増の10兆8964億円
・そのうちデジタル配信ゲーム市場(モバイルゲーム、PC配信ゲーム、家庭用ゲームデジタル配信)は9兆6989億円
・なかでもモバイルゲームが3兆円を超えたアジアが地域別で最も大きい市場
とのこと。
ファミコンやプレステなどのハードゲーム機が常識だった時代から携帯配信のゲームが中心となりつつあります。
シュミレーションゲームが好きな私は、暇さえあれば国を作るゲームにはまってしまってました。
空き時間があればせっせと街と軍隊づくりに勤しむ生活。。。
はまっていた時期はおそらく100回以上はスマホのロックを解除していたことでしょう。
wifi環境とオフラインで使用できるアプリケーション
一方で、世の中の環境もここ数年でwifiスポットが充実してきました。
スマホを契約していなくても、端末さえあれば様々なアプリケーションの恩恵を受けられるんです。
また、音楽については、itunesもしくはamazon prime musicなどオフラインで楽しめるアプリが増えてきたというのも大きいです。
そもそも必要がなくなった
通勤手段が変わった
田舎生活をすると電車移動をほとんどしなくなります。
基本は車移動。
となると、スマホを片手に、という時間が減ります。
車移動・職場(wifiあり)・家(wifiあり)の生活の中で、通信費をかける必要性が少なくなりました。
調べることがない
また、都会生活と違い、調べることも減ります。
お店選びや、電車の時刻表を調べることもありません。
要は、選択肢が少なくなるからです。
いく場所も限られてくるので、事前に調べてから移動することを習慣づければ移動中に調べることもなくなります。
そんな理由から、そもそもスマホは必要ないんでない??という思いが強まったんです。
スマホをやめてみてどうだったか?
実際、スマホを手放してみて、どうだったか?
私の場合は、wifi環境であれば使用できるiPhoneがあったので、必要最低限の連絡は取れる状態でした。
結果、大きな問題は起こらなかった
最近では、携帯番号知らないけど、ラインだけ知ってるとか、Facebookだけつながっているという人が増えてきました。
心配していたのは、そういった人との連絡がタイムリーでなくなるということでした。
でも、それって想像してたほど大きな問題ではなかったです。
強いつながりではない人と、緊急の連絡を取る必要がどれだけあるのか、というと、ほとんどない!
唯一不便だったのは、待ち合わせの時などですが、
その場合は事前に事情を理解してもらい、SMS(ショートメール)などで対応してもらうようにしたら問題はありませんでした。
嫁の感想:携帯をあまり触らなくなった→頭痛が減った
嫁は以前より頭痛持ちで悩んでいましたが、スマホをあまりみなくなったことで体感的に頭痛が減ったと言っていました。
スマホが発するブルーライトって、人間の夜寝る時に必要なメラトニンというホルモンの分泌に悪影響を及ぼすようです。
快適な睡眠を取るためにも就寝前にスマホをいじるのは避けたほうがいいようです。
でも、寝る前に限ってスマホがきになっちゃいますよね。
実際、スマホを気にしなくなってから、睡眠の質は以前にくらべてよくなったな、と自分でも感じます。
スマホをやめる時のアドバイス
では、スマホを手放してみるにはどうしたらいいの?というあなたへ。
いくつかアドバイスをしましょう。
スマホの使用状況を振り返る
現時点でのスマホの使用状況を知ることは非常に重要です。
・仕事で使用する必要があるのか?
・ゲーム、SNSなどはどの程度利用しているのか?
・本当に必要な機能やアプリは何か?
など、現状の立ち位置を知っておくのは重要です。
スマホをやめなくとも、実際に調べてみると、自分があまりにスマホに依存していることに気づくことでしょう。
wifiスポットをチェックしておこう
スマホをやめても、解約したスマホを持っておこうという方は、自分の生活範囲でwifiスポットがどの程度あるかを知っておくことは重要です。
・通勤や移動中にwifi環境があるか?(最近は長距離バスや飛行機でwifiが使えることが多い)
・馴染みのカフェはどうか?
・学校・職場ではどうか?
田舎暮らしをしていると、この条件を調べていくと、契約なしでもOKじゃね?ってことに気づいたりします。
流れ的にガラケーがなくなる方向
一方で注意しておきたいのは、5Gという超高速通信が実現することもあり、ガラケー自体がなくなっていくという世の中の流れに注意しておきたいです。
先日AUより2022年にガラケーのサービスがなくなるので、スマホに替えてくださいという連絡をいただきました。
ドコモやソフトバンクの状況は未確認ですが、自分が使用しているキャリアなどの状況はチェックしておきましょう。
スマホを手放さないほうがいいケース
また、逆に私のように田舎生活を検討している場合、どんな人がスマホを手放さないほうがいいか?
一言でいうと、
移住初期はあったほうがいい!です。
理由は移住初期はいろいろと調べごとが多いから、出先で調べられないとめっちゃ不便です。
感覚的には、移住1年くらい経ったらスマホで調べる機会も相当減ってくると思います。
まとめ:スマホじゃなきゃだめという同調圧力に屈するな!
今日はスマホを手放した時のことを思い出しながら書きました。
当時は、いろんな可能性を検討し、嫁とかなり相談をした記憶があります。
それくらい、スマホが当たり前になっていたんですよね。(遠い目)
その時に強く感じたのは、持っているものを手放すことの難しさ。
なかったら不便かもしれない、そう思い始めるとなかなかスマホをやめるという一歩を踏み出すのに葛藤を感じました。
また日本では右にならえの風潮が今でも強く(同調圧力)、自分がそれに縛られているんだということも理解したものです。
それぞれの環境だったり、ステージで人って変わっていくものなので、その時々で自分の最善の選択をすればいいわけです。
「周りがそうだから」
という盲目的な理由で思考を停止するのは、合理的ではない結果をもたらすだけ、ということをこのガラケーを通して学ばせてもらいました。
今やそんなガラケーのローテク具合が愛おしく感じておりますw
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